南砺市議会 2020-03-06 03月06日-03号
〔井口一彦地域包括医療ケア部担当部長登壇〕 ◎地域包括医療ケア部担当部長(井口一彦) まず、新生児聴覚検査の重要性についてですが、先天性の聴覚障害が気づかれない場合、耳からの情報に制約があるため、コミュニケーションに支障を来たし、言語発達が遅れ、情緒や社会性の発達にも影響が生じるため、早期の発見が重要となっています。
〔井口一彦地域包括医療ケア部担当部長登壇〕 ◎地域包括医療ケア部担当部長(井口一彦) まず、新生児聴覚検査の重要性についてですが、先天性の聴覚障害が気づかれない場合、耳からの情報に制約があるため、コミュニケーションに支障を来たし、言語発達が遅れ、情緒や社会性の発達にも影響が生じるため、早期の発見が重要となっています。
聴覚障害は早期に発見され、適切な支援が行われた場合には、聴覚障害による音声、言語発達などへの影響が最小限に抑えられることから、早期発見、早期治療を図るために、全ての新生児を対象とした新生児聴覚検査を実施することが重要であると、こう述べております。このため、市町村におかれましては、新生児聴覚検査の実施を積極的にお願いするという内容だったと私は思います。
厚生労働省では、聴覚障害については、早期に発見され適切な支援が行われた場合、聴覚障害による音声言語発達等への影響は最小限に抑えられ、健常児と同様のコミュニケーション能力が得られることから、早期発見・早期療育を図るため、全ての新生児を対象として新生児聴覚検査を実施することが重要と言われております。
○子ども課長(石川美香君) まず、市民健康センターで実施しております乳幼児健診や家庭訪問、相談会等を通じまして、言語発達、情緒、行動面等について支援が必要と思われる児童を把握し、そこで支援が必要であるとされた児童や保護者には、特に言語面の発達を促すための働きかけを行う「ほたるっこ広場」というものにつなげています。
加えて、子育て支援センター事業として、「幼児ことばの教室」を市内2カ所で実施し、言語発達に課題のある幼児に早期に指導訓練等を行うことで発達を促すとともに、保護者の育児不安を軽減したいと考えております。
子育て支援センターにおいては、新たに父親向けの育児講座を開催するほか、言語発達に課題のある幼児に対し指導・訓練を行う「幼児ことばの教室」を開設し、子育て家庭を支える環境のさらなる拡充に努めます。 また、新たに子ども専用の24時間電話相談窓口を設置するとともに、この相談窓口を周知するカードを全ての小・中学生に配布し、さまざまな悩みの相談に対応します。
健康センターのほうで実施している乳幼児健診、4カ月健診、1歳半健診、3歳児健診等がございますが、その健診や家庭訪問、相談会などの中で、言語発達、情緒、行動面などについて支援が必要だと思われるお子さんを把握しております。
軽度・中等度の難聴は周りからは聞こえているように見えますが、気づかれにくく、音として聞こえていても言葉として明瞭に聞こえていないため、そのままにしておくと、言葉の遅れや発音の誤りなど言語発達に支障を来すと言われています。難聴児の聴力向上による言語の習得は、平等に学び生活する権利を手に入れることにつながります。
しかしながら、軽度・中度難聴児においては、補聴器を装着し、療育・教育環境を整える手だてなどを講じることにより、幼少期における聴覚障害に起因する言語発達の遅れや、コミュニケーションの困難性を軽減することが期待されております。
小児期の聴覚障害の早期発見がその後の言語発達に重要であるということは従来から認識をされていたわけでありますが、ただ、その発見については通常のいわゆる聴力検査機では対応できないということでありまして、そのための新生児聴覚検査機が開発されてきたということでございます。 この検査方法につきましても2方式が現在主流であります。
言語発達の最も重要な時期は、生後6カ月までと言われる中で、この時期までに障害を発見し、そして適正な療育が行われれば、健常児とほぼ同様の生活が可能というような検査結果も出ております。したがって、早期発見、早期療育が大切であるというふうに考えるものであります。 現在、町では、4カ月児健診、あるいは1歳6カ月児健診、3歳児健診で、問診と医師の診察による検査を実施し、早期発見に努めております。
1歳6カ月児の健診につきましては、市の保健センターが取り組んでおりまして、身体の発育、それから疾病の有無、それから行動発達、言語発達などの状況について、医師とか心理判定員による診査を実施しているところでございます。そのほかに、生活習慣の自立とか、社会性の発達とか、しつけ、食事等も含まれているというふうに聞いております。